会議中の録音
議事録を作成するため、出張報告をまとめるため、英語の勉強をするため等の理由で会議中に、録音している人を見かけることがあります。
写真を撮るときは必ず相手の了解を取るのに、録音に関しては無頓着な人が多いですね。
録音する場合も、写真を撮る時と同じように相手に了解を取ることを忘れないようにしましょう。
守秘義務のある内容が打ち合わせに出てくる場合は、録音が許されないこともありますので要注意です。
悪気は無かったのに、マナーを守らなかったと思われてもしくは悪意があると勘違いされて、会議の雰囲気が悪くなっては元も子もありません。
もし録音が許された場合は、ちゃんと誰からも見える場所に録音機を置くようにしてください。
録音する際には、プレゼンターのみならず通訳にも必ず了解を取ってくださいね。社内用に使う分には録音を拒む通訳はいないと思いますが、通訳がデリバリーする訳出は知的財産ですので著作権の対象となります。(ウェブキャストや配信に使われる場合には著作権料が発生する場合もあります。)
また最善を尽くしているつもりでも、訳抜けや誤訳が発生する場合もあるでしょう。後から録音を聞き直してみるとそれがよくわかります。その時のために免責契約を交わしておくのが通常です。
録音してはいけないということではないので、録音する際には必ず一言断ってからというエチケットの励行をお願いします。