2009-01-01から1年間の記事一覧
今年も残りわずかになりました。 この1年を振り返りながら、英語学習の仕方について振り返ってみましょう。TOEIC 最近は企業でも学校でもTOEICの点数を英語力の目安としているところが増えているようです。標準化されたシステムとしては悪くないと思います。…
〜家と書いて、職業を表すことがある。 小説家、音楽家、作曲者、画家、等々。 翻訳者も翻訳家と肩書きが付くことがある。小説の翻訳をやっている文芸翻訳者に多い。 アーティストという印象がある。 〜士と書く場合もある。 消防士、作業療法士、弁護士。 …
「すぐにできるようになりますよ。」を英訳してみましょう。You will become able to do it in no time.「すぐに」の訳語としては、soon, immediately, right away, at once, shortly, swiftly など様々ありますがin no timeはなかなか思いつかないのではな…
「私には関係ないことです。」直訳しようとするとto me, not related, it is ⇒ It is not related to me.と訳す事ができる。誤訳とは言えないが、何となくおかしい。 おそらく、not related to meというフレーズから血縁関係を表すrelatedをイメージさせるか…
完璧を極めることが目的となってしまい、本来の目的が二の次になってしまっていること。 そういう意味では「本末転倒」「完璧主義」に通じるところがある。 良い例がITシステム開発の要件整理。 開発前に全ての要件の洗い出しをしようとするがために、いつま…
リント社からTOEIC Testプラス・マガジンが刊行されている。 TOEIC受験対策、模擬試験を主たる内容とする英語学習のための隔月誌である。 雑誌の形体を取っているが、内容は学習参考書という感じ。かなり密度が濃い。 しかもCDの付録がついており、ヒアリン…
「社内情報システム部は、SIに丸投げするだけだから」なんて揶揄を耳にすることがある。 丸投げを引き受ける方は「We offer turnkey solutions.(丸投げお任せください)」が決まり文句。 その語源は、何もしなくてもキーをまわすだけで発進できる、というと…
辞書を引いたら No such luck That's not how it works と出ていました。「そうは問屋が卸さない」のような慣用句は文脈によって適訳が異なるのだと思います。MickieGの日記11月27日のエントリーも「そうは問屋がおろさない」が題名です。 おそらくこの場合…
直訳すると「砲火の下に晒される」、ひいては「槍玉に上がる」「攻撃の的となる」という意味を持つ。業績が上がらず責任と対応策を問われる経営陣は The management is under fire from its investors for poor financial performance. ということになる。関…
しなやかに対応するという意味で多用されているフレキシビリティ。 口語では「柔軟性」ということはほとんど無いのではないかと思うほど、お馴染みになった言葉です。ところが(そのせいか?)、最近、Elasticityという単語を見かけるようになりました。 伸…
直訳すると、「市場に出すまでの時間」を意味するTime to Market。 新しいサービスの展開のスピードを議論する際に良く使う表現です。これを「導入期間」ではなくて「導入スピード」と訳したところがミソ。 スピードと言うことで、期間の短さをイメージさせ…
Greenは「緑」という名詞か「緑色の」「植生が豊かな」という形容詞でしたが、遂に動詞としても使われるようになりました。 Greening the IT operations!これは先日データセンター(DC)関係の会合で使われた資料の見出しです。IT環境の消費電力削減(Green …
アメリカでは新学年が、日本では新学期が始まりましたね。 夏休みに水族館へ行った方々はいらっしゃいますか? たくさんの魚が群れを成して先頭の魚について泳いでいる様子を見たことでしょう。 「魚群の回遊」とまでは行かなくても、魚が群れを成して同じ方…
今日もコーヒーブレイク的な話題です。フォーウェデイング(原題:Four Weddings and a Funeral)はヒュー・グラント扮するチャールズが寝坊して「バカ、バカ、バカ」と舌打ちしながら急いで仕度する場面から始まります。「バカ」の語源は英語だったかしら?…
When you flip a coin, it does not matter what you get the first time. The probability to get Head or Tail second time is independent on the result of the previous flip. So the answer of the problem posted on August 19 is 50%.This was easy.…
8月16日の頭の体操コーヒーブレイクパズル、楽しんで頂けましたか?正解をお知らせする前に、3つ目のヒントを提供しますね。Here you go:American quarter has a Head side and a Tail side. Mickie flipped a quarter. She got Head. What is the probabili…
日本語にしにくいけれど、ビジネスの場でもよく使われるのが「defensive」。元々の意味は、防御する、守勢に回る、身構える、(批判に対して)自己防衛する、などがあげられます。ニュアンスとしては、「むきになって抗弁したり、言い訳したりして、(自分の…
英語の練習とはあまり関係がありませんが、たまには気分転換のパズルをしてみませんか?Mr. Smith has two children aged 7 and 5. One day, he was walking down the street with his boy. What is the probability of the other child being a boy? スミス…
それでは、8月16日、8月19日にお付き合い頂いた頭の体操の解説です。 順序が逆転していますが、もしまだこの問題をトライしていない方にとって先に回答が見えてしまうとつまらないかなと思って。。。。 コインを投げた時、1回目に何が出たかは関係ないのです…
ANDとORで悩んだほど深刻な話題ではないのですが、ちょっとした「箸休め」的なお話です。 Please change our point of contact:Mickie to Mary. (窓口の変更をお願いします。ミッキーからメアリー) 「to」が「〜から」になっているでしょう?!Please cha…
自分の語学力(日本語と英語の両方)を痛感するひと時である。No Use of Name or Trademark一見、何の変哲もない見出しである。 名称も商標登録も使ってはならないことを謳った契約条項の見出しである。英語的には、名称も使用禁止、商標登録も使用禁止なの…
to provide the product at the most cost effective price level という英文を和訳していてふと考えた。「もっともコスト効果的な価格でその製品を提供する」と訳すのが正しいのか、それとも 「もっともコスト効率のよい価格でその製品を提供する」と訳して…
Careについてコメントしたついでに、MISSについても一言。I miss the train. 電車に乗り損ねた。 I missed my chance. 機会を逃した。この辺りまでは翻訳できる。 逃した対象がいとしい人だったら?I miss you. この表現は、日常生活の中で本当によく使う。…
Careは、非常に簡単な英単語でありながら、日本語に訳しにくい英単語のひとつである。Care-taker, Care-giverは介護者(giveでもtakeでも同じ意味になることの皮肉はまた別途解説する) Please take care of you. 気をつけてね。(ちゃんと自分の世話をして…
あるプロジェクトの中で、メールで同じ情報を一斉展開すれば、内容に齟齬が発生したりすることは避けられます。メールという記録が残るので、後で言った言わないの問題も解決することができます。ところが、たとえそれが数人のプロジェクトであったとしても…
「アウトソースする」という表現は、すっかりに日本語でもお馴染みになりました。 業務委託するという意味で、自社でその業務を行わずに、他社に委託してやってもらうということです。 元々は、out sourceという2語だったものが、out-sourceとなり、今ではou…