Culture Eats Strategy for Breakfast

ずっとずっと長い間気になっていた表現があります。
「Culture Eats Strategy for Breakfast」
いつか調べようと思っていたのでガラケーのノートパッドに記録してずっと持って歩いていたのです。
でもそれからかなりの月日が経ってしまい、今ではどこで見かけた表現だったのかさえ思い出すことができません。

そしてやっと今日、調べました。


「文化は戦略を朝食として食べる」という直訳では何のことを言っているのかさっぱりわかりませんよね。
Eat for Breakfast:朝食として食べるというのは日本語風には「朝飯前」という感じ。
米国の「朝食」は、起き抜けの寝ぼけまなこでも手軽に簡単に食べられるというニュアンスを含んでいるのです。
「そんなの朝飯前だよ」は I can eat it for breakfast と言えば良いのでしょうか。

そこで主題のCulture Eats Strategy for Breakfastですが、「文化にとって戦略は朝飯前」と訳してもまだピンと来ないですよね。実際には、どんな戦略でも文化の前には歯がたたない(どんな戦略でも文化を変えることはできない)(文化伝統はどんな戦略にも屈しないどころか、戦略を打ち負かしてしまう)という意味のようなんです。

Culture Eats Strategy for Breakfastはビジネススクールやリーダーシップセミナーの教材にもなっているようなので、時間を作ってさらに調べていきたいと思います。