通訳者と翻訳者

〜家と書いて、職業を表すことがある。
小説家、音楽家、作曲者、画家、等々。
翻訳者も翻訳家と肩書きが付くことがある。小説の翻訳をやっている文芸翻訳者に多い。
アーティストという印象がある。


〜士と書く場合もある。
消防士、作業療法士、弁護士。
職業とするために資格を取得しているというイメージがある。
代議士となるとちょっとこのイメージに合致しないけれど。


〜師というのもある。
鍼灸師、最近は看護師(性別を意識しないために看護婦から変更)、教師、医師。


通訳は何なのだろう。会議通訳とか通訳者という表現は耳にする。単純に業務内容を表しているだけだ。SEとか営業、販売員と同じレベル。
翻訳者を翻訳家と呼べるのであれば、通訳者だって通訳家と呼べるはず。
通訳技術は翻訳技術以上にアートなのだから。

通訳の肩書きにこだわるなんて、私ひがんでるのかしら?