to be defensive 身構えた、言い訳をする

日本語にしにくいけれど、ビジネスの場でもよく使われるのが「defensive」。

元々の意味は、防御する、守勢に回る、身構える、(批判に対して)自己防衛する、などがあげられます。ニュアンスとしては、「むきになって抗弁したり、言い訳したりして、(自分の)正当性を主張しようとする」という感じです。

用例:
He became defensive when his boss pointed out his error.
(上司にミスを指摘され、彼は必死で言い訳した。)
She becomes very defensive when it is not even a criticism but a simple observation.
(批判ではなく単に指摘したされただけなのに、彼女はムキになって自己弁護した。)


自己主張が強いというお国柄なのか、自分の考えに信念と確信があるのかわかりませんが、欧米人はdefensiveになる人が多いです。
defensiveには感情的になるというニュアンスも含まれるので、defensiveになった相手と理詰めの冷静な議論は期待できません。そういう場合は
「We will talk about this when you calm down.(君が冷静になってから改めて話をしましょう。)」とか
「You are being defensive. I am not interested in continuing this conversation.(ムキになっていますね。そういうあなたとこの会話を続ける気はありません。)」
と言ってさっさと会話を切り上げましょう。

be動詞とペアになりますので、becomeやgetを動詞として組み合わせることも可能です。