チームワーク、協業、collaboration

大部屋で島をなして業務する日本のオフィス。電話がかかってきても、グループの誰かが応答してくれる。一方で、アメリカのオフィスは、Cubicleと呼ばれるパティションで半個室を形成しているケースが多いです。ところが、最近はアメリカでもパティションを撤去した大部屋型が登場し始めています。
その理由は「コラボレーション」を促進するため。

チームワークは今までは日本の売り物のように思われてきました。少なくともアメリカ企業は、日本人はチームワークが得意だと思っていた。けれども、私が外野席から見る限り、チームワークやコラボレーションはアメリカのオフィスで浸透しています。役割分担ははっきりしているけれど、その分、チームワークが重要視されている。業績はチームの成果で評価されるのです。(個人の考課は、自分に課した目標の達成度で評価されるため、他人の成績に影響を受けることはありません。)

最近の日本のサラリーマンは、意見交換とかチームメイトの業務を手伝うとか周囲の人に知恵を借りるとかあまりしなくなったように見えます。悪い意味での個人主義が普及してしまっているようです。

野球やバレーボールなどチームスポーツでは、よく「ドンマイ、ドンマイ」と声を掛け合って、ミスしたチームメイトを励ましていますよね。このドンマイは Don't mind(気にするな)という意味です。他にはどんな表現があるでしょうか?

Don't worry.
Don't worry about it.

No worries. (オーストラリアの人がよく使います。)
Oh well. (仕方ないね。)

That happens.(そういうこともあるさ。→ 誰にでもあることだから気にしないで。)
Sh△△ happens. (仲間内ではこういう表現もあるでしょうが、スラングなので気をつけて。)

That's life. (嫌なことがあった時、「人生なんてそんなもんさ」とシニカルなことを言う人もいますね。)

Get over with it. (いつまでもくよくよするな。これだと慰めるというよりも発破をかけている感じになります。)