Search & RescueとRecovery  救命救助活動

中国四川大地震の被害は想像を絶する規模です。
被災者は450万人とも言われています。
余震なのにマグニチュード6規模の地震が発生しており、山崩れや土砂に堰き止められた河川の氾濫などの二次災害や、不十分・不可能な衛生管理による疾病、疫病などの三次災害などの対策も必須となっています。


日本のレスキュー部隊が、海外からの援助派遣団第一号でした。


救命救助活動は、英語ではSearch & Rescue.
文字通り、捜索して救助する、と言います。
Search & Rescueは「生存者を」捜索して救助することが前提となります。

遭難者の生存確率がゼロになると、捜索はRecoveryという段階に進みます。
Search & Rescueと段階とRecoveryの段階は、捜索隊の戦略も使うツールや機材も異なります。


Recoveryというと、通常は、復旧、回復、復興、再興、再生というポジティブな意味として使われていますが、救助活動でrecoveryと言えば、遺体の回収という意味になります。


インドネシア津波ミャンマーのサイクロン、四川省の大地震
Recoveryできない犠牲者が大勢出てしまいました。