岩手宮城内陸地震 Iwate-Miyagi Inland Earthquake

6月14日の早朝、岩手県宮城県にまたがる内陸部で大きな地震がありました。
マグニチュード7.4。
かなりの規模を持つ大地震だったにも拘わらず、被害者の数が比較的少なかったのは何よりですし、救助隊や災害援助隊の対応も迅速だったのは素晴らしいことでした。

地震に関する用語をいくつかまとめてみましょう。

地震:earthquake
地震学: seismology(サイズモロジー
地震学者:seismologist(サイズモロジスト)
地震計:seismometer(サイズモメーター。発音はサイズミター(モにアクセント)に近い)
震度:seismic intercity(この概念はアメリカでは通常、使われていません。)


震源地:epicenter
余震:aftershock
断層:fault
津波tsunami


日本では地震の規模はマグニチュードで表されますが、アメリカではRichter Scale(リクタースケール)で表します。Richter氏はマグニチュードの考案者です。

地震のエネルギーの計算方法には何通りかあり、日本で使っているマグニチュードとRichter Scaleとは厳密に言うと全く同じではありませんが、通常は同じ意味の言葉としてinterchangeableに使っても大丈夫だと思います。


実は6月9日から13日まで日米共同地球観測プロジェクトのASTER会議に出席しており、ASTERで撮影した四川省地域のダム湖の事例が13日のワークショップで発表されたばかりでした。
今回の岩手宮城内陸地震では「土砂ダム」という用語が使われていました。

土砂ダム:earthquake dam
土砂崩れ:landslide

ダム湖土砂ダム、堰き止め湖など、土砂崩れで河川が堰き止められてできたダム湖は全てEarthquake damと呼ばれます。