Any glass

You can watch the content on any glass.
という例文の「any glass」。
最近、よく耳にする表現です。


このglassを単純に「飲み物を入れるグラス」や窓ガラスの「ガラス」と解釈してしまうと、文の意図するところが見えなくなってしまいます。


ここでいうglassとは、ディスプレイの画面のこと。
TVの大画面でも、パソコンやタブレットの中画面でも、携帯やスマートフォンの小画面でも、同じように高精細、高画質のコンテンツが観られますという意味なのです。
言われてみればなるほどと思いますが、瞬間的にglass?と首をかしげてしまうでしょう?


意訳になりますが、

「そのコンテンツはどの端末でも見ることができます」

と、glassは端末と訳すと、文の意味がよく理解できます。


マーケティング資料や宣伝広告の文言には、こういう技術的なトレンドをうまく表現している例がありますので、覚えておくと便利です。