乗り換えはこちらです。 Change here.

東京メトロに乗っていると、
「○○線のお乗換えはこちらです。Please change here for ○○line.」
というアナウンスが入る。日本語には何の違和感も感じないけれど、英語版が腑に落ちない。
英語では何と言うのが正解なのだろうと常々考えていたけれど、サンフランシスコには乗り換えがあるような鉄道網は発達しておらず、「現地版」の表現を確認する機会がありませんでした。


ところが今週ロンドンで、地下鉄に乗っていて同様の放送があり、やっとすっきりしたのでご報告します。


Change here for ○○ Line.

東京メトロのPlease change here for ○○ Lineと同じではないかと思われたかも知れませんが、このPleaseの有無がミソのようです。

You can change here for ○○ Line.のYou canが省略されたのがロンドン版。
これなら「こちらで○○線に乗り換えることができます。」⇒「○○線のお乗換えはこちらです。」となる。
ところが「Please change here for ○○ Line.」 は「こちらで○○線に乗り換えてください。」という意味なので、私は○○線に乗り換える必要もつもりもないのですが、、、と反論したくなるのです。
こちらでお乗換えください、と丁寧に言ったつもりでPleaseを付けたのでしょうが、かえってそのPleaesが邪魔をしているのです。


他にはTransfer (station) for ○○ line. (○○線乗換駅)という言い方もあります。


蛇足ながら一両一両の車両はcar、連結されていると一台の列車(電車)Train。