雪そり:トボーガンとスレッド

雪にはあまり縁のない東京とSFに住んできた私は、雪をみるととってもわくわくしてしまいます。特に今年は見事なホワイトクリスマスをネバダ州リノで経験しました。一晩で20cm位積もったので、クリスマスの朝は早くから皆が玄関前の除雪をしていました。


雪を片側に吹き上げながら除雪する様子はすぐに鉄道除雪のラッセル車を思い浮かばせます。ラッセル車ラッセル社製の雪かき車だからラッセル車というとWikipediaには書かれていました。

一般的は除雪(名詞)はSnow Removal。読んで字の如くです。
除雪するという動詞には、to plow(プラウ)があります。Plowには本来(畑を)耕すという意味です。
除雪車(plower)もよく使います。
高速道路の路肩には、Snow Removal Equipmentと書いた看板が立っており、注意を呼びかけていました。


さて、雪が積もれば、雪だるま(Snow Man)、雪合戦(Snowball fight)などが定番。この当たりは万国共通のようですが、日本ではあまり馴染みがなく欧米でよく見かけるのはSnow Angel.誰の足跡も付いていないような雪野原の上に大の字に寝転び、手足を大きく振ると、羽の付いたエンジェルの姿の跡が作れるというわけ。


さて、そりといえばSledかと思いきや、子供が乗って遊ぶのはTobogganの方。何が違うかというと、Sled(スレッド)の方は舵取りができる仕組みが付いているのに対して、Toboggan(トボガン)には舵取り機構は付いておらず、平らな板の前方に丸くした板をつけただけのシンプルな構造になっています。お尻の下に敷くやや丸みを持たせた板だけの場合もあります。

トナカイに引かれてサンタが乗ってくるのはスレッド。
雪野原で、子供達が緩斜面を座った姿勢で滑り降りてくるのがトボガン。