Use Case

最近、IT企業の製品説明の中にこの「Use Case」という表現がよく登場する。

文脈から判断すると、「用途」という意味なのだが、通訳する場面でいろいろな訳し方があることに気が付いた。

ユースケース」とそのままカタカナ語を使う場合もあるが、「利用シーン」という表現を耳にした時は我が意を得たりという気分になり、以来、この「利用シーン」を愛用してきた。

ところが、今、ある論文の翻訳をしていて「適用領域」という表現に遭遇した。
なるほど。
私が今まで「用途」と訳してきた場面ではこの「適用領域」や「適用例」と言う表現がしっくりくる場合が多々ある。